消炎鎮痛薬を長期に使うと大腸がんを防ぐ?NSAIDsとはなんだ?

ケガを知る, 栄養学, 西洋医学

ケガをした際に痛みを抑えるために何をするか。方法は人それぞれだと思いますが、一般的には以下の方法で痛みを抑えることが多いのではないでしょうか?

・痛み止めを飲む

・痛み止めを塗る

・痛めた場所を冷やす

・安静にする

ケガに対しての処置は様々ありますが、基本的には病院や接骨院に行く人が多いでしょう。そして、消炎鎮痛薬を整形外科や病院で処方されたことのある人も多いはず。薬には作用が様々あります。急な痛みを抑えるために使用する薬ですが、大腸がんが減るという研究結果が発表されています。

消炎鎮痛薬で大腸がんリスク低下

消炎鎮痛薬を長期間にわたって使うと大腸がんが減るという結果だ。  低用量アスピリンと非ステロイド性消炎鎮痛薬を2回以上処方されて使用しているとき、大腸がんの危険率は対象者1万280人では1.03倍とほぼ無関係。比較対照のグループ群10万2800人では0.94倍だった。  低用量アスピリンを5年以上の長期間にわたって使用していた場合、大腸がんリスクは27%低かった。非継続的である場合も含めて長期間にわたって使用していたときの危険率はほぼ1と変化していなかった。継続的に使う人に恩恵があると見られる。  アスピリンを含まない非ステロイド性消炎鎮痛薬を使用していても大腸がんリスクが下がった。特にシクロオキシゲナーゼ2選択性が高いという特徴を持つ薬で顕著。長期的に1日当たりの使用用量の3割を平均的に使っているときにリスクは43%減少した。

情報源: 消炎鎮痛薬を長期に使うと大腸がんを防ぐ | Medエッジ

 

記事の内容を見ると非ステロイド性消炎鎮痛薬を使用している人にも大腸がんリスク低下が見られたということ。これは日常的に使用している人に限られていますが、消炎鎮痛薬の使用でこんな恩恵を受けることもあるんですね。

非ステロイド系消炎鎮痛薬NSAIDsとは?

ステロイドではない抗炎症薬すべてを含む。疼痛、発熱、炎症の治療に用いられる。NSAIDs(非ステロイド消炎物質)とも呼ばれる。非ステロイド性抗炎症薬には選択性のものと非選択性のものがある。非選択性のNSAIDsの例としては、アスピリンなどのサリチル酸、ジクロフェナク(ボルタレン®)、インドメタシン(インダシン®)、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、ピロキシカムなどである。

情報源: 非ステロイド性抗炎症薬 – Wikipedia

大腸の病気の危険因子は?

■大腸の病気の危険因子

ストレス

高中性脂肪血症

喫煙

内臓脂肪型肥満

脂質異常症

高血圧

糖尿病

情報源: 【大腸の病気】 ストレス社会に急増している「過敏性腸症候群」 | 健診・保健指導のご案内 | 全国健康保険協会
大腸の病気にはこのような危険因子があります。研究結果ではどのような作用で危険因子を避けたのかまでは記載がありませんでしたのでこれから研究が進んでいくのだと思われます。

NSAIDsの副作用とは?

NSAIDsの概要をまとめましたが、主作用の他に副作用も見ておきたいものです。以下のボタンから確認できます。

NSAIDs – ガイドライン日本緩和医療学会

 

炎症を抑えたから大腸がんになるリスクが下がったのか、痛みからのストレスから開放されたからリスクが下がったのか。因果関係はわかりませんが、これからの研究にも関心が集まりそうです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で