撓骨遠位端骨折(コーレス骨折)は運動錯覚で疼痛軽減する?

西洋医学

◆運動錯覚群で痛みが改善

調査の結果、以下のことを報告しました。

運動錯覚群は対照群と比較して、術後7日、1ヶ月、2ヶ月の時点で、安静時痛(p<0.001)、運動時痛(p<0.001)、痛みの破局化スケール(p<0.001)、Hospital Anxiety and Depression Scale(p<0.01)、関節可動域(p<0.05)が改善した。

手首への振動刺激を行うと、痛みや関節の曲がり具合、入院中の不安といった感情について、改善が見られました。

出典:MEDLEY

7日間、手首の腱への振動刺激を与えることで疼痛軽減されたという記事がありました。手首を動かしているという状況に近づけるだけで脳が騙されて痛みが軽減するというものです。疼痛刺激についてはどのような振動の程度かは記載がありませんが、「運動をしている」という錯覚を脳に伝えるだけでも効果があると言う内容になっています。

参考文献

Influence of illusory kinesthesia by vibratory tendon stimulation on acute pain after surgery for distal radius fractures: A quasi-randomized controlled study.

Clin Rehabil. 2015 Jul 21

[PMID: 26198893 ]

このような論文が世界中から発表されています。
研究者や現場の先生方の努力がこれからも多くの方の悩みを解決するでしょう。
データを取る。その行為よりも継続が難しい。
論文を発表された先生方に感謝しましょう。
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